タイトル：What I Talk About When I Talk About Running
ページ数：179ページ
価格（Amazon.co.jp）：￥1,117 ※洋書は価格変動が激しいのでご注意ください。
オススメ度：★★★★☆
適合リーディングスコア：350点から（それ以下の点数の方でももちろん読めます）
あらすじ
もし僕の墓碑銘なんてものがあるとしたら、“少なくとも最後まで歩かなかった”と刻んでもらいたい―1982年の秋、専業作家としての生活を開始したとき 路上を走り始め、以来、今にいたるまで世界各地でフル・マラソンやトライアスロン・レースを走り続けてきた。村上春樹が「走る小説家」として自分自身につ いて真正面から綴る（翻訳版解説：Amazon.co.jpより引用）。
所感
基本的にはマラソンについて（走っている時に思っていることなど）書かれた本なので、マラソンが好きな人には特にオススメですが、技術としてのマラソンを語っているわけではないですし、心情を描く場面では非常に使える英語があちこちに出てきますので、読み切りやすいページ数も考えると英語で読むには非常に良い本だと思います。
また、すごく難しい単語が出てくるわけでもなく、リーディングスコアが400点を超えているくらいなら、辞書無しでも全体像を理解する分には困らないと思います。
とにかく読むのが楽しくて仕方が無くなるといった類いの本ではないですが、「読みやすさ」「ページ数」「使われている有益な単語」などを含めると（英語学習者向けへの）洋書としてはかなりオススメできる方だと思います。
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