タイトル：Oxford Picture Dictionary
版元：Oxford University
価格（Amazon.co.jp）：￥2,191 ※洋書は価格変動が激しいのでご注意ください。
オススメ度：★★★★★
収録内容
イギリスのオックスフォード大学から出版されているピクチャーディクショナリーです。トピックは「Everyday Language」「People」「Housing」「Food」「Clothing」「Health」「Community」「Transportation」「Work」「Areas of Study」「Plants and Animals」「Recreation」という12の場面ごとに分けられていて、4,000の単語と熟語、285の動詞が収録されています。
特に「Oxford Picture Dictionary」に関すること
円高のおかげもあってか、フルカラーで285ページ（厚さ1.5cm弱）というボリュームなのにも関わらず2,000円強で購入できるというのはまず魅力的だと思います。
非常に基本的な単語が紹介されているのですが、すでにTOEICで満点近くを取られているという方でも新たな発見があると思います。日本語だったら当たり前に誰もが知っている単語、例えば「もみあげ」「よだれかけ」「洗濯かご」「ちんげん菜」「ゴムべら」「おたふく風邪」「車のウインカー」「清掃作業員」「平行四辺形」「キツツキ」「たてがみ」「ピンボケ」「ピンセット」など、意外と英語で即答したり、そのものを見た瞬間に単語が頭に浮かぶという人は多くないのではないでしょうか。
この辞書で学習することによって得られる大きなメリットは２つあります。
１つは「TOEICで高得点を持っていても英語が話せるわけではない」と言われてしまうことの原因である、変に難しい言葉（普段は使わないような言葉）は沢山知っているけれども、生活に基づいた単語や表現をまったく知らないために、会話中に言葉が出てこないということを解消することができる。
もう１つは「（頭の中で）文章を構成→和訳→発言」というプロセスを踏むことなく、頭の中に描いたイメージをそのまま英語として発言することができるようになるというところです（「リンゴの絵を見る→りんご→Apple」ではなく「リンゴの絵を見る→Apple」ということができるようになる）。
ボリュームはそこそこあるのですが、パラパラと見ていると１日で充分に１冊目が通せてしまう読みやすさですので勉強の合間に見てみるというのもいいかと思いますし、そういったいい加減な感じで読んでも、単語だけではなく絵も一緒に頭に入ってくるので、全く違う場面で（TOEICのテスト中などに）単語だけ出てきても急に絵が頭に浮かんだりすることもあったりします（単語だけでの学習だとそういうことは殆ど起こりません）。
書籍だけでもかなり良い効果のあるものでは間違いないのですが、別売りのCD（6,000円弱）を使って、音として絵として単語として同時に頭に入れてしまえばかなり効率良く、しかも自然に（英語圏の子どもたちが英語を学ぶように）学習することができますので、予算に余裕がある方にはオススメです。
また、個人的には購入していませんが、関連書籍として「WORKBOOK」もあるらしいので、気になったらチェックしてみてください。
英語のみで書かれたものと、日本語表記が使いされたものがありますが、オススメなのは英語のみで書かれた方です。日本語が入ってきてしまうと「絵→英語」というパターンをつくる邪魔になってしまうかもしれません。
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