基本情報
タイトル：究極の英語リスニング WORLDWIDE
版元：アルク
価格（Amazon.co.jp）：￥1,785
オススメ度：★★★☆☆
収録内容
・文中の語彙のまとめ
・ボキャブラリーリスト（巻末）
・CD1枚
基本的な使い方
テキストの構成的では「簡単な挿絵を見てからヒント無しで聴き始める」「話された内容についての簡単なクイズに答える」「文中の語彙を確認する」「スクリ プトの和訳を確認」「改めて聴き直す」「英文スクリプトの確認」という流れになっていますので、その通りに進めて頂ければよいかと思います。
各トピックの「語彙まとめ」にはチェックボックスがついていますので、とりあえずはそれを使って頂いて、覚えるのに苦労するような単語があれば「専用単語帳」なんかに加えれば良いのではないかと思います。
一通り聴いた後は、とにかくmp3プレーヤーなどに入れて通勤中に聴いたりすれば良いと思いますし、リスニングと語彙力にある程度自信があるのであればテキストには目を通さず、はじめからCDのみを聴き続けるというのも良い方法だと思います。
特に「究極の英語リスニング WORLDWIDE」に関すること
英語が話されるスピードはどのレベルのものでも徐々に速くなっていくかたちで、CDの始めの方は気持ちが悪いくらいゆっくりです。後半はさすがに少し速くなりますが、それでもTOEICで話されるものと似たようなスピード程度です。
トピックのカテゴリーは大きく「日常会話」「旅行会話」「ビジネス会話」「英語で情報収集」と4つに分かれていて、とても面白いトピックもあるのですが、まあ、聴いていてかなり退屈なものもあります。
ほとんどのトピックは異なる国籍の2人（たまに3人から4人）による会話です、それぞれの国籍の登場回数は以下の通りです。
カナダ 14回
アメリカ 10回
イギリス 10回
オーストラリア 9回
ロシア 8回
ドイツ 4回
インド 3回
ブラジル 3回
中国 3回
フランス 2回
（付属CDには全部で40のトピックが収録されています）
といった感じで、TOEICで採用されている「アメリカ」「カナダ」「イギリス」「オーストラリア」のアクセントは多めに収録されています。それ以外の国のアクセントの特徴はそれぞれ出ているのですが、それほど強くないアクセントなのであまり問題はないです（特にロシアンアクセントやインディアンアクセントは個人的な経験からいえばもっと聴き取りづらいはずなのですが・・・）。それでも、聴き取れないレベルのアクセントで話してしまったら教材としては意味がないので、テキストとして収録できるレベルにうまく収まったものだとは思います。
アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアのアクセント以外はTOEICとは関係がありませんが、（私は各国のアクセントを聴くのが好きなので）面白いテキストだと思います。
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